南口 稔雄様
三和電業株式会社
北島営業所 主任
― 照明器具の交換箇所に関して、まずは従来器具の拾い出しなど大変な作業ではなかったですか。
深瀬所長
工務課の勢登係長が、全館を把握しており、エリアごとの利用頻度も把握してくれていたので安心してお任せしています。
勢登係長
図面は三和電業さんがきっちり抑えてくれていますから。
三和電業:南口主任
実際に現地で調査するときは、宮地電機さんにも頑張ってもらいました。最終的に全体を確認するのに1ヵ月くらいかかりましたが、杉の彫刻があるエリアのダウンライトの数が、何回数えても加川課長と合わない(笑)そんなこともありました。
加川 達也
宮地電機株式会社
徳島ファクトリー営業課 課長
― 施工方法・器具の選定について教えてください。
加川課長
今回の照明リニューアルでは、できるだけ既存の天井開口をそのまま利用したいとお聞きしていましたので、同じ開口寸法で効率の良い器具を選定するため現地調査して確認する必要があったんです。
三和電業:南口主任
同じ開口寸法を目指したのは、天井材をさわらなくて済む→つまりは部屋を汚さない→結果的に工程短縮になる、からです。そのあたりの事情を加川さんが理解してくれていたので、器具選定は慎重ながらも最短の方法でゆけたのではないかと思います。
深瀬所長
そうして出来た図面を元に、我々も一緒に、デモでその都度確認しながら最適機器を検討し、交換できました。
加川課長
宮地電機としてもデモンストレーションにこだわるのは、取替え後の印象・・照度や色温度や配光を含めた雰囲気がOKかどうかの確認を取りたいためです。
三和電業:南口主任
今回のデモは特に綿密に行いました。メーカー別・色温度別・ビーム角別など一ヵ所に対して6パターンデモすることも珍しくありませんでした。これが一番苦労しました。
加川課長
それがホワイエのデモを行った時、立ち会ってくださった5~6人のご関係者のイメージが共有できた、と感じた瞬間があったんです。
三和電業:南口主任
その場にいた全員のコンセンサスが得られた瞬間でしたね。
加川課長
そこからポイントが分かってきたので、デモ機の数が絞れたんです。それからは3パターンほどで決定できるようになりました。