つるぎ町役場本庁舎

照明学会2017年 照明普及賞受賞

つるぎ町役場本庁舎は、美観に優れた「次世代に引き継ぐまちの財産」として再生された施設である。つるぎ町役場本庁舎は1971年に建てられたモダ二ズム建築の庁舎で、耐震補強を行うにあたり、鉄骨ブレースを組み込まずに端整な佇まいを活かし、建築、設備を入れ替えた大規模な改修を行い、耐久性と機能性を向上させ美観に優れた庁舎である。

照明器具の意匠はできる限りコンパクトにして建築になじませ、小さな開口部から光を照射させ作業面や床面の照度を確保している。圧巻は、3次元の傾斜天井に星を散りばめたような議場の照明で、極小開口Φ50ダウンライト×175台の光により作業面を均一に照らしている。

徳島県 美馬郡

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