———今回LED化されたきっかけは、弊社が徳島県立工業技術センターで開催した「僕らのLED大作戦!」だったと伺いました。
どうやってこのイベントをお知りになったのですか?
内藤様 まず、日頃から電気代を下げたい!と思っていました。
私どもは、お客様に良い商品を少しでも安くご提供したい、と考えておりますから掛かる経費を少しでも削減したかったんです。
そんな時、商工会で当社の要望を聞きつけた、ある会社が営業に来たのですが見積りが高くて、前向きに検討できなかった。
どこかもっと安くLED化を実現できる会社はないかな...と探しているうち徳島新聞で「僕らのLED大作戦!」の記事を見つけ訪ねてみたんです。
———実際にご来場いただき、いかがでしたか?
内藤様 実は、宮地電機社員立ち会いの期間中には都合がつかなくて、展示だけ見に行くことになりましたが、問合せの電話をしたところ、
寺尾さんが立ち会ってくれることになり、会場で説明してくれることになったんです。
会場では様々な商品を見ました。
———ご希望の商品はございましたか?
内藤様 いいえ、その時はまだ蛍光灯形の"直管形LED"は、イメージとして青白く、洋服の赤などの色が暗っぽく落ち込んでしまうため、今ひとつ、といった感じでした。
すると寺尾さんが「1~2ヶ月後に温かみのある色合いの新商品が出る」と教えてくれまして...。
後日、その新商品を店まで持ってきてくれて実証実験を行いました。
———明るさはいかがでしたか?
内藤様 実際には、店内にある様々なコーナー毎に明るさのメリハリをつけたかった為、一度で満足...というわけにはいきませんでしたが、
寺尾さんが一生懸命頑張ってくれて、最終的には満足できました。
———こだわりをお持ちなんですね。
内藤様 洋服の場合、色の再現が命とも言えます。赤を暗くみせてはダメなんです。
「赤は赤らしく」「黄色は黄色らしく」...何より大事なことです。
一つ発見したのは、LEDに変えてスパンコールが輝いて見えることです。
スパンコールをあしらったダンス衣装のコーナーは、店の一番奥にあるのですが、
店頭から見てもキラキラ輝いているので、お客様が奥まで回遊してくれるようになりました。
———それは嬉しいお話ですね。
ところで、スタッフの皆様も笑顔で、和気あいあいと明るい雰囲気ですね!
内藤様 はい。
働きやすい場所の提供が私の役目ですから、定期的にボーリング大会を開くなどしています。やはりスタッフとの信頼関係は大事ですから。
宮地電機さんも「何から何まで、自分でできる会社」であるし、LED化にする際の深夜作業の時など、ガードマンを入れずに鍵を渡せるほど信頼していますね。
例え一回目で100点が取れなくても、挽回するために一生懸命だった!
その一生懸命の姿がいいんです。
担当者からひとこと
ファミリーショップなとうさんでは、110Wと40W、20Wの蛍光灯をそれぞれLEDに更新しました。電気代の削減効果は、年間640,000円程度。
(※1補助金制度により全体金額の1/2程度の受給が見込まれるため、償却年数は、3年未満とメリットの高い省エネ化を実現できました。)
工事は閉店後の夜間に行ないましたが、内藤社長から衣料にかける養生はビニルではなく天竺木綿を用いてほしいというご指摘を頂きました。ビニルには非常に細かな粉が振ってあり、大事な衣料に付着すると取れないという理由からです。
恥ずかしながら私の勉強不足でしたが、現場を通してひとつ成長をさせていただきました。
みなさん、エコになったファミリーショップなとう さんに是非お立ち寄りください。
明るい笑顔と素敵な商品がむかえてくれますよ。
ファクトリー営業部 徳島ファクトリー営業課 寺尾直樹
■協力
ファミリーショップ なとう
〒771-0203 徳島県板野郡北島町中村字長池52番地 TEL.(088)698-2224