【徳島県板野郡】とくしま生協 CO・OP北島店

———全国に展開する生協様は、温室効果ガスを、長期に渡って削減する計画を策定するなど、環境保全に対する意識が非常に高くていらっしゃいますね。

南部様　はい。私ども生協は消費者の組織です。
この消費者の方々の未来のためにも、環境への取り組みとしてリサイクル活動などは積極的に行なってきました。
そして、東日本大震災を受け、より一層の節電などに取り組んでまいりました。
店舗における設備に関しても、省エネ効果の高い機器への移行を積極的に行なっています。

———この度、宮地電機にご依頼いただいたきっかけは？

南部様　以前よりお声がけいただいていた、富士ゼロックスさんの紹介で、宮地電機さんを知りました。もともとLEDへの興味はありましたが、
実は少し前にインバータに切替え工事を終わらせていたんです。ですのでLED化は、少し先の話になるのかな...と考えておりました。

———インバータによってどのくらいの節電効果がありましたか？

南部様　25％ダウンです。ですので、ひとまずは満足していたところ、助成金の情報が入りまして...。

———なるほど。生協様の掲げていらっしゃる30％削減という目標のためにも、更なる省エネ策を取り入れる、という選択をされたのですね。

南部様　LED化することに対して、消費電力が大幅に削減できることは分かっておりましたが、何しろ導入時の費用が高くてコストが見合わない…というイメージがありました。
しかし、一般家庭と比べ、店舗は何しろ点灯時間が長いです。実際に宮地電機さんに試算をしてもらうと、思ったよりも短期間で減価償却できることが分かり、導入に踏み切りました。

———実際に導入されてみて、明るさや見え方などはいかがですか？

南部様　はい。もともとは昼白色というランプ色でしたが、今回、導入したのはこれよりも少し青白い昼光色です。
買い物に適した明るさを保ちつつ、更に清潔感を感じるようになりました。

ただし、鮮魚や精肉など幾つかのコーナーでは、商品と青白いあかりの相性が良くない、といったことが起こります。
そこで、店内全てをLED化するのではなく、効果的に魅せる場所にはハロゲン球を残しています。

もちろん熱や寿命など問題はありますが、当然従業員もその色味で慣れているのでLEDの若干、赤が落ちる色味では、戸惑ってしまうんです。

寺尾さんが色んな色味を取り寄せて、ハロゲンに変わる生鮮食料品用LEDの実験をしてもらいましたが、満足のいく商品は器具ごとの交換となるため、
もう少し新しい商品が誕生するのを待とうと思います。

2012年6月より障がい者雇用の促進・環境リサイクル活動の推進を目的とした、とくしま生協100%出資の子会社「ハートフルコープとくしま」が誕生しました。
ここでも高天井照明のLED化をさせていただきました。

———最後に、当社の営業マンの印象はいかがでしたか？どうぞご奇譚なく。

南部様　寺尾さんは、積極的で研究熱心。とにかくマメにやってくれますね。
一度、原因不明の漏電が起きた時、休日にも関わらず、連絡するとすぐフォローしてくれたんです。
そして、今後何かあった時の対策を提案し始めたんです。そのような対応を見ると、やはり信用できますよね。