「 LEDが市場に出始めた頃から興味がありました。」
とおっしゃるのは、気さくなお人柄とサービス精神で、
我々を笑わせてくださる 香川 省三 社長です。
———LED化される以前は、どういったことでお困りでしたか?
香川社長 やはり電球切れですね。ハロゲン電球でしたので、ちょくちょく電球切れを起こしていました。その度にネットで買い求めて、電気屋さんを呼んでの交換でしたので、大変でした。
———以前からLED化をご検討されていたそうですが、
今回はどのようなきっかけで当社にご依頼いただけたのでしょう?
香川社長 そうですね。
LED化したいと言っても、何よりパンを美味しそうに見せることが大切ですので、そこは慎重に...。そんな折、電気関係のメンテナンスをお願いしている四国電気保安協会さんから省エネのご提案があり、宮地電機さんを紹介されました。
四国電気保安協会/外山浩之様
我々も施主様に省エネのご紹介をしておりますが、照明のことは難しいのでプロである宮地電機さんに来てもらったんです。実際に実物を持ってきてのデモンストレーションなど、宮地電機の今西さんの対応は良かったです。
今西 元々は厨房の蛍光灯を直管型LEDへ交換する、というご相談でした。それよりも店舗で使用されているハロゲン電球をLED化する方が省エネ効果も高く、様々なメリットがあることが予測されたため、店舗側のLED化をご提案いたしました。
宮地電機株式会社/今西課長代理
———デモンストレーションの結果はいかがでしたか?
香川社長 店内に関しての明るさは十分でした。ただ、誰が見ても美味しそうなパンの色が難しい。商品に直接当たる棚下照明は今回は見送りました。きっと、まだまだLEDは進化していくと思いますので。
———工事に関してはいかがでしたか?
香川社長 定休日の午前中だけで完了しましたので、営業に差し支えはありませんでした。
———最後に、当社が今後どのようなことでお役立ちできるのか、などご意見を頂戴できますでしょうか?
香川社長 LEDは紫外線を含まないので、従来の照明と比べ、商品の劣化が進みづらいなど、食料品に適していると思います。あとは見え方が、もっと美味しそうに見えるといいですね。その部分はこだわりたいです。
高知県で、ヒット商品を次々と放つ有名なパン屋さんで修業を積まれ、この香川県まんのう町でお店を構えて17年目。毎朝4時からお店の厨房に入り、19時の閉店後、売れ残り商品をチェックして・・・とお帰りはいつも20時頃になるそうです。
「 最後まで見届けて次の日に備えたい」と香川社長。
そんな香川社長曰く「アンパンなどのリッチなパンより、塩だけのプレーンな味のハードなパンの方がごまかしが効かなくて難しい・・・」水・塩・フラワー(小麦粉)にごだわり、ストイックに研究を続けられる香川社長の楽しみは10本お持ちのギター演奏と愛車のミニクーパーでのドライブ。
ご趣味にも相当なこだわりがおありになるようです。
■協力
ベイクショップ カレンズ
〒766-0022 香川県仲多度郡まんのう町吉野下1486-1
TEL 0877-75-6158