立石様 宮地電機さんとは4~5年前に水銀灯の一部が切れた時にお願いしたことがきっかけでお付き合いがはじまりました。
寺尾社員 きっかけは5年前です。立石石油さまの本社がある「鳴門しおかぜSS」の設備が耐用年数を迎えると知り、LED化のご提案に伺いました。ただ営業時間が24時間ではなかったので当時のLEDでは費用対効果が見込めませんでした。そこで従来水銀灯に比べて明るさが2倍、寿命が2倍のセラミックメタルハライドランプをご提案し、導入いただきました。 それから数か月後、社長よりご連絡をいただき、オープンして数年の「鳴門中央SS」にも同じランプを採用いただきました。明るさが2倍のランプですから点灯数を減らしても明るさが保てます。間引き点灯を実施され始めたのもこの頃あたりからではないでしょうか。
———今回のLED化のきっかけはどのようなことだったのですか?
立石様 以前は、電気代がこんなにするのか?というくらいかかっていたんです。経営をしてゆく上で経費削減を考えた時「電気代が安くならないか」とまず思いました。そしてここは田舎ですので夏場など虫が大量に飛んでくるんです。やはりお客様の中には虫がお嫌いな方もいらっしゃいます。特にこちらは女性のお客様の割合が多いので気になっていました。
———確かに立石石油様は広々としていて運転しやすい動線ですし、とても清潔になさっているので女性は嬉しいですね。
立石様 おかげ様で給油だけではなく洗車などでもご利用いただいております。ただ、夏場の夜に洗車に来られた場合、申し上げたように虫が多く、せっかく洗っても落ちてきた虫ごと拭いてしまう状態ではお客様に申し訳ないと気にかけていました。7~8月は特に多いですね。
———それは大変ですが、そのような時はどうなさっていたんですか?
立石様 お客様が少なくなるタイミングを見計らって水銀灯を消していました。しかし、また点灯させようとすると完全に明るくなるまで30分位かかってしまうんですね。このジレンマがありました。
寺尾社員 ご存知のようにLEDは誘虫率が低いというデータがございます。虫の種類によって効果のないものもあるので一概には申し上げられませんが、来年の夏に注目したいと思います。
2度目での補助金申請
———今回は補助金をご活用されたのですね。
立石様 はい。「経営安定化促進支援事業」という補助制度を活用しました。
寺尾社員 実は昨年にも同じ補助制度があったのですが、申請者が殺到したため、補助金が少額で一度見送られたんです。そして今年も同じ補助制度があったので申請し、受理されました。
———良いタイミングだったのですね。実際にLEDを導入されてみていかがでしたか?
立石様 まず明るさが十分である、ということですね。イメージとは違いました。もう少し暗いかもしれないと思っていましたし、LEDは直進性で真っ直ぐの光、と思っていたので周囲まできちんと明るいことに驚きました。そして電気代が1/3程度になるということで楽しみにしているんです。更に虫がきても大丈夫です。パッと消してパッと点けることができますから。
とにかくスッキリとゴミひとつ落ちていない清潔なガソリンスタンドです。
取材で訪れた数時間、スタッフの方々がほうきと塵取りで掃き清められている姿を何度も拝見しました。
そして給油の際にも洗車の際にもちょっと嬉しい道具や備品が配置され、
お客様に対する気配りの細やかさを感じました。
工期が夏の終わりでしたので、虫に関しては来年の夏、どのような結果が出るのか楽しみです。
宮地電機広報 菅野 乃美
〒772-0001 徳島県鳴門市撫養町黒崎松島462 TEL.(0886)86-1100