清流・綾川のほとりで60年余り。「讃岐うどんの最高峰」と言われ、製麺所ブームの火付け役となった山越うどん。
今でこそポピュラーになった『かまたま』発祥の、行列必至の人気店です。

太陽光発電の導入については、実は積極的には考えていなかったんです。
ところが数年前から色んな会社の売込みが続きまして・・・。
良いものであれば導入してもいいと思いましたが、正直申しますと損得はどちらでもよかったんです。
ですから、どちらの会社にお願いしようかと考えた時に何より大切なのは、
担当者が信頼できるかどうかだと思いました。
そこで宮地電機さんにお願いしたんです。

本当に光栄です。
元々のきっかけは、私どもが代理店を務めるメーカーのご担当者が
山越社長と旧知の仲でいらしたことから、ですよね。

そうです。その方に蛍光灯の取替えをお願いして、そのあたりからお付き合いが始まりましたが、
信頼できるところだと思いましたね。
今西さんはタイミングが良いんです。困っている時に顔を出してくれる。
そしてあまり余計な売込みをしないところも良いですね。

今西課長
ありがとうございます。
タイミングというか、運が良かったんですね(笑)

一般的に僕らのイメージでは、電気店さんは動くのが遅いんですね。
頼んでも何か月か経って、忘れた頃にやってくる。
その点、今西さんはレスポンスも良いし、フットワークも軽いんです。
何より、何でも言い易いんですよね。気軽に受けてくれるし、ちょっとした仕事も嫌がらずにやってくれる。
そりゃあたまには小さなミスもあるかもしれないけど、あんまりキッチリしすぎていると頼みにくいでしょ。
今西さんはちょうどいいんです(笑)

今回の太陽光発電システムの導入時期は、売電価格が切替る直前の、絶妙のタイミングでしたね。

そうですね、ただ申しましたようにあまり損得は考えていなかったので。
信頼できる、と判断できたタイミングだったんですね。
他の電気店さんは、まず定価を出してきて、こちらが「下げて」と言ってから下げてくる。
それが普通だと思うんですね。
でも宮地電機さんは、最初から下げた金額を提示してくる。
もちろん結果的にもっと安い会社もあったんです。
しかし、長く付き合うには、そういう正直な姿勢が大事だと思うんです。

山越社長のお話を伺っておりますと、何事も、例えば事業にしても
金銭的な部分より何よりまず人、だというお考えに感動いたします。
こちら山越うどんの人気の秘密の一端が分かった気がします。

僕は従業員との関係も信頼が一番だと思っているんですね。
できるだけ従業員の方の意見を尊重するようにしている。
もちろん頑固なところは頑固ですから、変えたくないところは変えたくないですが、ある程度覚えると任せる。
そしてあまり口を出さないようにします。
先代もそのようにしてくれましたので。

素晴らしいお考えですね!

いえいえ、僕は全て勘なんですよ(笑)
あまり固い頭でいると、カーブをうまく曲がりきれない。
それと僕は小学校の頃から"自分から動いて成功した"ということがなく、
"周りから持ち上げられてここにいる"という感覚なんです。

人望、でいらっしゃいますね。

社長が頼りないから、周りがしっかりしてくれるんですよ(笑)

山越社長のお話を伺って、改めて、このように人間性まで見て下さっている方がいる・・・と襟を正す思いです。

印象的だったのは、初めて訪問された時かな?
店の外で1時間半くらい待っててくれたことですね。
僕は外のお客様の状況を見るために、調理しながら店外をモニターで見てるんですが、
邪魔にならないようにずっと立って待ってる姿が見えたんです。
そして仕事が終わって外に出た時に声をかけてくるんです。
驚きましたね。
例えば、車でどこか回って来たらいいのに・・・とか考えてしまうんですが。

今西課長
いえいえ、不気味に思われなくてよかったです(笑)

まず店側の都合で動いてくれる。
そんなところから信頼が生まれたんではないでしょうか。

大学時代から山越うどんのファンで、授業の合間に通っていたという今西課長。
非営業職の私が、山越社長のお話に驚き「1時間半も外で待ってたんですか?」と聞き直すと
「いやぁ、暖かい日でポカポカしてたんですよ」と笑顔で返されました。
山越社長が「信頼できる」と言ってくださった言葉が少し理解できた気がいたしました。
太陽光発電のエキスパートである佐古開発課長代理と協働で、今後のフォロー活動も万全ですね。
今回の取材で山越社長のお人柄に触れることができ、
トップを走るために必要なものを教えていただいた気がいたします。


- 協力 -
『有限会社 山越うどん』公式ホームページ
〒761-2207 香川県綾歌郡綾川町羽床上602-2 TEL:088-878-0420

【山越うどん歴史】

清流、綾川のほとりでうどんを作り続けて60年あまり......
先々代よりの技法を受け継ぎ、毎日同じうどんを提供する難しさを肌で感じながら
まじめにこつこつ営業しております。
平成3年"製麺所ブーム"よりメディアに取り上げられるようになり、
お客様の喜ぶ姿を励みに、手間暇を惜しまず日々麺づくりをしております。
現在では3代目を中心に元気なスタッフでお客様をお迎えしています

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『職場の環境改善』

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