- 御社のホームページを拝見して「ケイントップ」という名称を初めて知りました。
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- 生姜栽培などに使われる農業用マルチング材の事で、高知県をはじめ九州や東海地方を中心に出荷しています。 生姜は芽が出た時に日焼けをしやすいのですが、その日除け材として適しているんですね。あとは畑の乾燥を抑えたり雑草が生えるのを防ぐ効果があります。 作物の収穫後はケイントップを畑にすき込むことで土をフカフカにする土壌改良材としての役割も果たします。
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- すごいことに全国シェア№１でいらっしゃるのですね。
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- そうですね。しかしケイントップはまだまだ全国的な知名度は低いです。 これからはハウス栽培、例えばナスやピーマンや花の育成にも適していることを、今までケイントップを使ったことの無い地域へどうやって広めてゆくかを考えています。
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- ケイントップはインドネシアから、他にも稲わらを中国からなど、幅広く輸入販売をなさっているんですね。カツオのタタキ用のわらが中国から輸入されているなんて驚きました。
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- 昔は高知県内の需要がほとんどでしたが、最近は高知の食品が注目されていることもあり、県外の居酒屋さん等の需要が増え、東京や大阪方面に毎日出荷しています。 様々なニュース等で中国製品に対して悪いイメージを持たれている方が少なからずいらっしゃいますが、 しかし稲わらに関しては日本の農林水産省の定める厳しい検査をクリアした製品のみが輸入可能となるため、公的なチェックを受けた安心・安全な稲わらであり、品質には絶対の自信を持っています。
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- そして太陽光発電事業。導入をお考えになったきっかけを教えていただけますか？
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- 実は弊社の関連会社で、井上製材という会社が四万十町にあったのですが、後継者がおらず廃業することになりました。 そこで敷地を買い取り、倉庫として活用することにしたんです。 しかし倉庫活用だけでは収益をあげられない...。 考えていたところ、取引先の銀行から太陽光発電事業の提案を受けたんです。
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- その時に初めて太陽光発電事業に取り組まれようと？
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- いえ、以前より興味はありました。提案の際、ＦＩＴ制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)を知り、それではやってみようと宮地電機さんを含め数社に見積を依頼したんです。
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- 光栄なことに弊社をご採用いただけたのは、どのような理由だったのでしょう？
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- 当社の場合、自社で消費するよりもＦＩＴ制度を活用して売電をした方が経済効果が大きいことが分かりました。 しかし、その頃は全国各地で太陽光発電の申請ラッシュがおきていたんです。売電価格は毎年下がってゆきますから、 少しでも早く申請を受理してもらいたい、という気持ちがありました。
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- それは事業主様として当然ですね。
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- 36円/1kＷhという売電価格に間に合わせるためには、非常にタイトな期間で申請しなければならないことが分かりました。 間に合わなければ、1kＷhあたりの買取価格は4円も下がってしまいます。不安でしたが、宮地電機さんは即答で「間に合います！」と言ってくれたんです。 申請は書類も膨大ですし処理も大変です。準備期間はたくさんあった方が良いのは間違いありません。 困難な状況でしたが、我々に寄り添ってくれている姿勢が明らかでした。パネルの枚数や配置の仕方を見ても、 メンテナンスのしやすさまで考慮されていて、我々にとって最良の提案だと感じました。 「自分がお客さんだったらどう思うか？」宮地電機さんは自社の都合よりも顧客満足を最優先してくれました。 １００社に見積をお願いしても、宮地電機さんを採用していたでしょう。
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- ありがとうございます！！感激いたします。実際に導入されてみていかがですか？
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- パソコンやスマホで発電量が見られて便利ですね。日射量などによって日々違いがでるのは当然ですが、やはり１年目はちょっとした発電量の変化に対しても不安になるんです。 そんな時は片岡さんに電話をするんですが、しっかり対応してくれています。
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- 太陽光発電事業は経済効果だけではなく、地球環境負荷の軽減を実現する、 自然に優しい事業と言えますので東亜貿易様のイメージにぴったりと重なる気がいたします。
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- 現在の主力商品であるケイントップも稲わらも植物由来の商品です。また、私どもの関連会社であった井上製材は四国山中の木の中から、京都の西本願寺改修工事に使われていた屋根を支える大木をはじめ、さまざまな重要文化財の修復材をお納めしてきました。 これまでは自然に生かしてもらう立場でしたが、これからは自然に優しい太陽光発電事業を通じて、環境負荷の軽減に努めながら、自然への恩返しをしてゆきたいです。 それに加えて事業として経済効果を生み出せる太陽光発電を導入して良かったと思います。
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- この高知から全国へ向けて、輝かしい存在感を発信しておられる東亜貿易様という素晴らしい会社があることを知り、高知県民として誇りに思いました。 事業のお手伝いをさせていただき光栄です。ありがとうございました！
掃き清められ打水された清潔なエントランスから入室させていただくと、社員の方々の爽やかな笑顔に出会いました。
その瞬間にすばらしい会社であることが伝わってまいりました。
井上取締役が「私はこのお話を他所でもしているんですよ」とおっしゃりながら、
宮地電機ご採用のいきさつを教えてくださった時は胸に熱いものがこみあげてまいりました。
取材の終わりには井上社長の素晴らしいお車のコレクションまで見せてくださり、心に残る取材となりました。
宮地電機広報 菅野 乃美
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