そうですね。
まず2012年に四国電力さんから電力量７％削減の
要請を受けたことがきっかけです。
どうやって達成するか...その時にLED化を考えました。

はい。
実は最初は直管形LEDの存在を知らなかったんです。
ですから蛍光灯の2本を1本にしたり、スイッチで切り替えたり
紐をつけて要らない電気を消すなど、節電に努めてきました。
照明器具はそのまま使え、簡単な施工だけで取り付けられる
直管形LEDがあると宮地電機さんから聞いたので、
導入することにしました。

いいえ、全ては変えませんでした。
常時使わないところは蛍光灯のままです。
営業、設計、工務担当者のデスクの上など、
長時間使用するところを優先的にLED化しています。

私は毎朝、30分ほどかけて新聞をチェックし
必要な情報は切り取って社員に回覧したり、
保存したりしています。
東日本大震災以降、節電に関する記事も多く
おのずと我々の節電意識も高まってきました。

ひとことで言えば、太陽光発電で快適な住まいを
目指すということです。
大容量ソーラーパネルを使って、この日射量の多い高知で
太陽光を集め、蓄電システムによって効率的に電力を
利用できるようにします。

そして、邸別コンサルティングというサービスで
家全体でのエネルギーや資源の消費を最適化して、
無駄を減らすことが出来るようアドバイスさせていただきます。
これは、家庭内にあるエネルギーや
資源を使うあらゆる機器の動作状況を
リアルタイムに監視するからこそ出来るシステムです。

セキスイハイム東四国グループのソーラー住宅建設棟数は、
高知県内で670棟(2013年3月末)にも及ぶんですよ。

できることは何でもやろうと。
例えばエアコン温度の設定だけではなくエアコンフィルターを
マメに清掃する、コピー用紙を見なおすなど、
ささやかなことでも積み重なると大きいですから。

経費を削減して、会社の業績が良くなってくると、
CSの向上・ESの向上・CSRの充実と色々なところが
良くなってきます。
すると節電のために更にLED化することも可能になる。
どんどん良い方向へ行けるわけです。

努力の結果、例えば業績が上がっても
そこで満足せず継続することが大切だと思います。
いつ、また苦しい時期が来ないとも限らない。
山あり谷ありで、会社は良くなってゆくのですから。