高知県大川村は日本で一番人口の少ない村です(離島を除く)。
大川村は「水源地を守る村」として、 村ぐるみでCO2削減に努めることを決意し、2009年10月には「大川村まるごと!省エネ電球取り替え大作戦」と銘打ち、 村内全ての白熱電球を電球形蛍光灯に交換した経緯があります。

そして今回、村役場の新庁舎を建設するにあたり、すべての照明にLEDを使ったオールLED庁舎の建設に取組むことになりました。

LEDは、省エネ・長寿命の特長をもち、大川村が掲げるCO2削減には最適な光源です。

 
 
建設過程において、元々の設計では、多くの蛍光灯が提案されていましたが、設計事務所様や電気設備会社様と協力し、ベースライトやダウンライト、ブラケット・スポットライトをLEDに変更した提案をさせていただきました。

 

   
LEDへの変更案については、大川村役場と設計事務所様の了解をいただきましたが、「サンプルでは部屋全体をLED化したときの感じが分らない。LEDだけの部屋がどういうものか、どうしても事前に体感しておきたい」とのお声があり、当社が以前にLED化させていただいた高知市内の保険事務所を見学させていただきました。

オールLEDの事務所での執務体験や照度測定などを経て、役場の担当者の方や設計事務所様に安心していただき、議会での承認もいただきました。

LED照明器具を全館に使用した公共の新築庁舎は、四国初ですし、日本でもおそらく初めてではないかと思います。
 

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