言葉を失うくらい美しく、洗練された施設で大変驚きました。

佐伯支配人:

この建物の外観は昼間、植栽と白い壁でナチュラルな感じなのですが、 夜になると一気にアバンギャルドな雰囲気になります。

山本担当室長:

夜ライティングが入ると、白い壁に木の影がパっと映ります。 これから、プロジェクションマッピングが始まるの?と思えるほど幻想的です。

株式会社ときわ様と言えば「四国で一番大切にしたい会社大賞」を受賞された、 徳島県の会社でいらっしゃいますよね。

佐伯支配人:

はい。弊社は2016年でちょうど創業60周年を迎えました。衣装だけを扱う下請け業の「ブライダルコア ときわ」を創業したのが第一次創業期です。やがて自社でバンケットを持ち、業務拡大を図ったのが第二次創業期で、その後、第三次創業期を迎えた頃、現在120数名いる社員を終身雇用してゆきたいと会長と社長がお考えになりました。そして新しい事業を立ち上げてゆく中で、私にも「好きな所どこでもいいわよ。ハワイでもいいし、何の事業をするのか全て考えて」と声がかかりまして(笑)
佐伯様ご自身で場所の選定から携わられたということですが、沖縄のこちらの場所をお選びになった理由を教えていただけますか?

佐伯支配人:

四国からのお客様も誘致したいということと、初めて宿泊業という未知の分野の仕事をする時に、「大きい分母で勝負しないと!」という思いがありました。
沖縄本島は年間何百万人規模の観光客が訪れていますので、まずは沖縄本島に決めました。その後さらに、視察を進めて5つくらいの場所をピックアップし、会長と社長と三人で更地だったこの場所に立って「ここ!」と決めました。その日もすごく天気が良くて...。「ときわ」という会社は、「私たち自身とお客様に幸せと感動を永続的に提供する」という変わらぬ理念を掲げています。この場所ならそれが実現できると思いました。

そのような施設に宮地電機を採用してくださり、非常に誇りに思います。こちらの照明を使われてみていかがですか?

佐伯支配人:

「LEDは進化しているな」と思いました。以前、他の式場でLEDを見た時に、LEDってロマンティックな光が出ない、という印象を持っていましたが、実際に見るとキラキラした感じが出ていますし、調光も一気に暗くなったりというのがなくて...。
ここは宿泊施設なので、照明をつけっぱなしでないと危ない場所もあります。お客様には、「照明は消さなくていいですよ」とお伝えしており、施設の一部の照明はほぼつけっぱなしの状態ですが、思いのほか電気代がかからないので、本当にありがたいです。

山本担当室長:

昔の照明器具に比べると考えられないですよね。

佐伯支配人:

はい。その他、少し熱くなるような場所にも使用している照明器具があるのですが、全く問題もなくて。「電気代ってこんなに安いんだ!」とびっくりしています。

美ら海を一望できるリビングは多種多様な使い勝手ができそうです。

佐伯支配人:

テーブルやソファをデッキに移動し、開放的な空間でくつろいでいただくこともできます。さらには、お天気のいい日はテラスで朝食、夕陽を見ながら乾杯なんてことも。お客様の用途やご要望に合わせたお部屋作りをしています。

一番お好きな時間帯や場所はどちらですか?

佐伯支配人:

私が一番好きな場所はやはり、リビングです。天気が良い日、お昼12時頃のリビングから眺める海は3つのグラデーションになるんです。エメラルドグリーン、ブルー、濃紺、というコントラストがとても美しく、本当に眺めが良い いんです。

山本担当室長:

何と言ってもここは、時間の流れが本当に違うんです。とてもゆっくりと流れているのを感じますね。

佐伯支配人:

そうなんです。サンセット、サンライズ、まだ陽が当たりきらない時間帯と、それぞれ全く違う景色になるんです。

一度こちらにいらっしゃった方が、魅了されるのがよくわかります。

佐伯支配人:

私たちはこのリビングがLE CANAの顔だと思っており、こちらでお食事を召し上がっていただく時などは、照明を調節し、素敵な雰囲気づくりをしています。

ここまでこだわりぬいた空間で、照明設計のお手伝いをさせていただいたことは大変光栄です。本当にありがとうございました。

佐伯支配人:

お客様が求められているものは多種多様です。沖縄らしさや、新たな切り口を作り磨いてゆく。「他ではないニュースが、
LE CANA MOTOBUにはある」という風にしてゆきたいです。

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