BAR GRADIA
宮地電機
今回は素敵なお店づくりに関わらせていただき、ありがとうございます。森本社長とはプライベートでも親しくさせていただいていますが、今回初めてお仕事で関わらせていただきました。
森本社長
ここは私の念願のお店で、40代・50代の大人たちが、落ち着いてゆっくり飲めるお店を持ちたいとずっと思っていました。そのためにはぐっと照明を落とした、暗くて雰囲気のいい空間にしたいという思いがありました。菅野さんのことはいつも「センスがいいなぁ」と思っていたので、今回はぜひ宮地電機さんにお願いしようと考えていました。
カウンターで取材
宮地電機
ありがとうございます。
商店街アーケードの中にあるということで、まずは外の光が入らないようガラスのファサードを壁にすると決められました。
森本社長
もともと着物を扱うブティックで、大きな照明器具がついていました。内装については作りたい店のイメージがあり、すでに業者さんにお願いしていましたが、やはり「暗さ」を強調する照明って、どうしたらいいのかわからなくて。
BAR GRADIA 看板
宮地電機
そうでしたね。
まず、暗さの感じ方はそれぞれ違うので、森本社長が心地よいと思う暗さを理解しようと私の行きつけのバーにお連れしました。そこは天井からの光がなく、カウンター上のスタンドのあかりが、お客様のお顔を下から照らしています。森本社長が「そう。こんな感じ!」とおっしゃって、イメージの共有ができました。
森本社長
あの照明を実際に体験できたのはとてもよかったです。照明って、言葉では伝えられないものだとわかりました。菅野さんには、そこで感じた「女性が美しく見えるあかり、男性も飛び切りのイケメンに見えるあかり」をお願いしました。 すでに一枚板のカウンターを発注していて、それに合う照明器具を秋山さんが提案してくださいました。
秋山課長
そこは私イチオシのFLOS(フロス)の器具を推させていただきました。デザイン性・機能性に優れることはもちろん、光の美しさは絶対です。スタンドのコードが見えないよう、器具の下に埋め込むことで、すっきりと洗練された佇まいになりました。
森本社長
調光機能もしっかり活用していますよ。作業するときは明るく、営業が始まるとぐっと落として暗くし、明るいアーケードとは全然違う、街の喧騒から隔絶された空間として楽しんでいただいています。
秋山課長
そのような使い方をしていただけると、ランプの寿命がずいぶん延びます。最近はLEDの調光もかなりよくなりましたが、ちょうど合うLEDランプがなかったためそのスタンドは白熱球を使用していますが、0%から100%までなめらかに明るさのアップダウンができます。
カウンターと照明
菅野課長
菅野課長
そして、あかりのアクセサリーとして、ロウソクのゆらめく光を模した「ルミナラ」をご提案させていただきました。乾電池で点灯できるので好きなところに移動でき、ゆらゆらと揺れる小さな光はお酒によく合います。
森本社長
これは本当によかったです。ルミナラがあるのとないのとでは、スタッフの背景が全然違って見えます。この光があるととても魅力的で、お酒のビンが映えますね。
照明とお酒
菅野課長
暗さにこだわるなら照明だけではダメだと、壁の色も提案させていただきました。
森本社長
コンクリートの打ちっ放しにするところまでは考えましたが、それに色をつけるという発想はなかったです。白っぽいコンクリートの色では、外界の明るさを遮断するには中途半端だと助言をいただいて、色を選んでいただいてよかったです。求めていた「暗さ」が実現できました。
菅野課長
照明に合わせてマホガニー、ダークグレー、黒の3色に塗りわけをご提案しました。空間のあかりには、光が吸い込まれたり反射したりするバランスが大切です。森本社長が理解を示してくださり、このあかりができました。
グラス
森本社長
テーブル席も、テーブルの上面はきちんと照度がありますが、座ったお客様の顔はほんのりと照らされる程度です。これもくつろぎの要素ですね。
秋山課長
光には見せるあかりと感じるあかりがあります。それをうまく表現できたと思いますし、照明やインテリアに造詣が深いお客様が来られても、十分ご満足いただける空間になったと思います。
菅野課長
今回は、「暗さを演出するあかり」をお手伝いさせていただきました。私たちにとっても、とても楽しいやりがいのある現場となりました。
森本社長
丸ごと工務店さんにお任せするという選択もあったと思いますが、今回のことで照明設計がとても大事なことがわかりました。とてもよい提案をありがとうございました。
手元のグラス
森本様が最初にお造りになり、現在も大人気店の「5019 Premium Factory」は、私も大好きなお店でよく通っておりました。そちらの、明るくて若々しいイメージの照明とどこまで離れてよいものか考えましたが、森本様には「50代の大人が楽しめるお店が欲しい」という明確なビジョンがおありで、秋山課長のアドバイスのもと、思いきり灯数を減らすご提案ができました。インタビュー中、森本様がますます美しく輝いて見えたことが誇らしい現場でした。
宮地電機 広報 菅野乃美

ー 協力 ー
『株式会社 グラディア』 http://www.5019.co.jp
〒780-0841 高知県高知市帯屋町1-10-21 TEL 088-872-5019

○ 取材日 17.11.22

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